がんと分かったら
がんであることを知ってしまうと、かなり多くの方はショックのあまりさまざまは心身の変化を経験します。とてもショッキングな出来事を経験すると、誰しも多かれ少なかれ生じるものでごく自然な反応です。
例えば
- ぼうぜんとする
- 頭が真っ白になる
- 自分のことでないような、現実感がない感じがする
- 仕事や家事が手につかない
- 涙がおちる
- 号泣する
- 眠れない
- 食欲が落ちる
- そわそわとして落ち着かなくない
- イライラする
- 周囲の人にいつもより強い口調で話す
- 普段なら気にならないようなささいなことで周囲の人と衝突する
がん告知から1週間くらいすると、ショックは覚めやらぬものの、これまでの仕事や家庭での生活に戻さないといけなかったり、がん治療に向けての受診や検査、入院などで忙しくなったりします。現実的な対処が必要となっていくため、いろいろと考え、行動しなければならないことが増えてきます。
がんであることを知ってしまうと、かなり多くの方はショックのあまりさまざまは心身の変化を経験します。とてもショッキングな出来事を経験すると、誰しも多かれ少なかれ生じるものでごく自然な反応です。
整理する内容 | ||
職場においての企画提出 | 気になること | 妊よう性温存をするかどうか |
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来週月曜朝 | いつまで? | がん治療開始前まで |
企画案を修正 | 内容は? | 費用や妊娠率を考えると、受精卵凍結がよさそう |
同僚Aさん | 他に関わっている人は? | 夫と一緒に |
次回の企画会議に出せばよい | 遅れた場合の代替案は? | 手術後、抗がん剤治療開始までにできることがあるかもしれない |
次回以降に提出したらいいかどうか、同僚とよく話し合ってみよう | 楽観的に考えてみると | 将来、本当に子どもが欲しいと思うかどうか、今決められないが、どちらに対応できるように保存しておきたい |
企画のエッセンスを吟味し、同僚と話し合う | 今、できることは何か? | 今できる保存の方法で、今の生活に負担がないものを考える。 そのために夫と話し合ったり、受診に行ったりして情報を集める |