e-learning教材によるがん・生殖医療に関する基礎知識および支援方法に関する教育プログラム受講のお願い

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2022/08/30(火)

時下、益々、ご清祥のことと存じます。
日頃より、がん・生殖医療および妊孕性温存医療に対してご理解を賜り、感謝申し上げます。現在本邦に於きまして、若年患者に対してがん等治療開始前の限られた時間内に治療を停滞させることなく、治療に伴う生殖機能への影響を説明して、適切な生殖医療を提供する体制の整備が急務となっております。
 そこで今回、がん・生殖医療に精通する医療従事者(認定がん・生殖医療ナビゲーター)を養成するために、厚生労働科学研究補助金(がん対策推進総合研究事業)【小児・AYA世代がん患者に対する長期生殖機能温存に関わる心理支援体制の均てん化および適切な長期検体温存方法の提案に向けた研究(鈴木班)】および【医学的適応による生殖機能維持の支援と普及に向けた総合的研究(大須賀班)】のe-learning教材によるがん・生殖医療に関する基礎知識および支援方法に関する教育プログラムを公開いたしました。

このe-learning作成のための費用と受講費用は厚生労働科学研究補助金で賄われており、受講者の経済的負担はありません。そして、当教材受講者の受講前、直後、3ヶ月後(フォローアップ調査)にオンライン試験とアンケート調査を行い、教材の効果についての評価を行います。これは、より質の高い医療従事者向け教材を提供し、「患者本位のがん医療の実現」に近づけることを目的としています。
 受講、オンライン試験およびアンケート調査を完了して頂きました参加者は日本がん・生殖医療学会により暫定がん・生殖医療ナビゲーターとして認定されます。
 また、既に認定がん・生殖医療ナビゲーターとして認定されております皆さまにおかれましては認定がん・生殖医療ナビゲーター 認定規程の附則 第 2 条により聴講が義務付けられています。2022年9月30日までに視聴開始してください。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

聖マリアンナ医科大学産婦人科学講座 鈴木 直
東京医科大学産科婦人科学分野 小野 政徳

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