日本がん・生殖医療学会認定ナビゲーター制度

日本がん・生殖医療学会認定ナビゲーター制度について

 本学会は学際的かつ多領域ならびに多職種にまたがるがん・生殖医療の社会への啓発を目的として、認定ナビゲーターを認定し、より高度ながん・生殖医療を実現するための制度を整備します。

【認定ナビゲーターの資格要件】(規定より抜粋)

がん・生殖医療認定ナビゲーターの認定資格は、次の各号のいずれをも満たすことを要す。

  • 本学会会員であり会員歴が2年以上であること※。
  • 申請前直近の3年間に本学会主催の教育講演に1回以上参加し、かつ同期間中に資格委員会が指定するe-learningを1回以上受講していること※。
  • 申請前直近の5年間に本学会学術集会で1回以上発表(一般演題・各種講演含む.演者としての順番は問わない)していること。尚、がん・生殖医療SDM(Shared Decision Making)スキルアップ研修会は前記学術集会発表1 回分として換算することができる。
  • 国家資格または専門資格を持つ医療従事者であること。
  • 2年以上のがん患者の診療・支援等の経験を持つこと。

※要件1についての補足
「申請締切日」に会員歴が2年以上となっている必要があります。

※要件2についての補足
①「教育講演」とは第10回学術集会より開始した「認定がん・生殖医療ナビゲーター制度 教育講演」をさします。
それ以前のシンポジウム・学術集会での「教育講演」は該当しません。
②「指定e-learning」※

※指定e-learningについての補足
2022年度までの申請では申請時に受講済であることは問いませんが、必ず受講してください。受講が無かった場合は、「認定取り消し」となる場合がございますので、ご了承ください。
非会員の方、あるいは会員だが認定ナビゲーターの要件を満たさない方にも指定e-learningを受講頂き、暫定認定期間3年のナビゲーター認定証を発行いたします。
 また本学会は、所定の条件を満たした医療施設を、わが国のがん・生殖医療の広い普及と社会への貢献を目的に認定がん・生殖医療施設として認定します。認定施設の条件として、妊孕性温存の診療ガイドラインに則って診療を行っていることに加えて、認定がん・生殖医療ナビゲーターが常勤していることが含まれています。

※暫定がん・生殖医療ナビゲーター認定について
非会員の方、あるいは会員だが認定ナビゲーターの要件を満たさない方が教育コンテンツ(e-learning)を受講完了した場合、暫定認定期間3年の暫定がん・生殖医療ナビゲーターに認定いたします。

日本がん・生殖医療学会 認定制度委員会 運営委員長
小野 政徳

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