宮城県
宮城県がん・生殖医療ネットワーク年次報告会
東北大学産婦人科 志賀 尚美
2017年11月11日に、宮城県がん・生殖医療ネットワークの平成29年度年次報告会が、艮陵会館2階「記念ホール」にて開催されました。この年次報告会は、宮城県がん・生殖ネットワークが発足して1年目の報告会であり、この1年間を振り返って関係者の先生方からネットワークの運用に関してのご意見を伺い、今後の活動に反映させることを目的として開催されました。
講師にはがん・生殖医療連携のモデルネットワーク「岐阜モデル」を創設された、古井辰郎先生(岐阜大学大学院医学系研究科産科婦人科学分野臨床教授)をお招きし、「地域におけるがん・生殖医療連携~岐阜モデルの経験と国内の現状~」と題してご講演賜りました。また年次報告として、宮城県がん・生殖ネットワーク施設の代表者の先生方である、山田 秀和先生(宮城県立がんセンター副院長)、吉田 仁秋先生(仙台ARTクリニック理事長)にそれぞれ、宮城県がん・生殖医療ネットワークの現状報告と妊孕性温存治療の実際についてご講演いただきました。さらに患者様を紹介してくださる立場から金澤麻衣子先生(東北大学乳がん看護認定看護師)に乳がん患者の妊孕性温存に対する支援の現状についてご講演いただきました。
ネットワークの関係者の方からたくさんのご意見をいただいて活発な意見交換をすることができ、今後の活動へつながる年次報告会となりました。
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第620回宮城産科婦人科学会集談会
宮城県がん・生殖医療ネットワークキックオフミーティング
東北大学産婦人科 志賀 尚美
宮城県においても、妊孕性温存によるAYA世代のがんサバイバーのQOL改善をめざして、宮城県がん・生殖医療ネットワークを立ち上げました。ネットワークの発足にあたり、2016年11月12日にキックオフミーティングを開催いたしました。同日は 日本がん・生殖医療学会理事長の鈴木直先生から祝辞とご講演を賜り、関係者の自己紹介、ネットワーク運用の説明、および意見交換が行われました。
ネットワークの運営において、迅速な対応を要する若年者のがん診療と妊孕性温存治療を両立させるべく、がん診療科、生殖医療提供施設、コーディネター、及びコメディカルの“顔の見える連携”を目指し、ネットワーク運用の実際と連携の重要性を参加者全員で再確認しました。
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宮城県がん・生殖医療ネットワークキックオフミーティング
JSFP がん・生殖医療連携会議およびOncofertility Consortium JAPAN 2016 準備会議〈2016年7月30日〜31日〉
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『宮城県がん・生殖医療の現状〜宮城県がん・生殖医療ネットワーク発足へ向けた取り組み〜』
東北大学産婦人科 立花 眞仁先生、仙台ARTくりニッック 吉田 仁秋先生